皆さん、こんにちは〜!
お元気でしょうか?毎日暑い日が続きますねぇ。
ジメジメと暑い日が続くと、喉が渇き冷たいものがほしくなりますよね。
授乳中のママ達はたっぷりと水分補給が必要ですが、冷たい飲み物は体を冷やしますから、取りすぎに注意してください。アイスクリームの取りすぎで乳腺炎になる方もいますので、高級なアイス(乳脂肪が高いもの)は食べすぎに注意してくださいねぇ〜。
夏の果物と言えばスイカですが、今年のスイカは甘くてとっても美味しいですね。
でも水分が多い果物だからといって、赤ちゃんの口にいれるなんてことしないでくださいね!少なくとも6ヶ月未満の赤ちゃんには与えないほうがいいのです。
現在は6ヶ月未満の乳児にとって果汁は栄養学的な利益はないとされています。また、果汁の摂取過剰は、下痢や鼓腸や腹部膨満そしてう歯と関係する可能性がでてきます。
さて今回は、前回の「おっぱいの卒業」に引き続いて、お話しますね。
「おっぱいが終わったら、粉ミルクやフォローアップミルクは必要ですか?」
という質問を多く受けます。皆さん必要だと思いますか?
哺乳類はある時期が来たら、乳離れをするのが自然の姿です。離乳期には子供の体に変化が起きます。乳糖を分解する酵素「ラクターゼ」の活性低下です。
つまり、ラクターゼの活性が低下すると、ミルクの中の乳糖が消化されず、分解されない乳糖が大腸まで届くのでお腹がゴロゴロしたり下痢をします。牛の赤ちゃんだって、離乳期が過ぎたら、牛の乳ではなく食物をとりますね。
余談ですが、「乳糖不耐症」という言葉を聞いたことはありませんか?
牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる日本人は多いですよね。日本人は元来農耕民族で植物、穀物を中心に摂取してきましたから、牛や羊の乳や肉を食料とする民族とは違い、成人のほとんどはこのラクターゼの活性は低いのです。
にもかかわらず、必死に牛乳を飲んでいますね、牛乳は完全栄養食品という牛乳神話がいまだに根強いからですかねぇ〜。
話しを戻して、離乳の後は栄養の取れるフォローアップを、と思っているママいるのではないでしょうか?カルシウムが強化されているから・・・な〜んてうたい文句にのっていませんか?
カルシウムは、野菜、小魚、海草などから良質なものが取れます。マグサと野菜しか食べていないサラブレットの骨は強いですよね。骨強化の為にミルクを与えたりしていませんしね。
ミルクがダメといっているのではありません。カロリーのある飲み物を与えてしまうとそれでお腹が満足してしまい、食べることに支障がでてきます。
ご飯の時には水やお茶などの無糖の飲み物がいいですね。
カロリーのある飲み物でお腹をいっぱいにしてしまったら、物をかむことが少なくなり、舌や口を動かす機会も減ってしまいます。
子供 は食べ物を咀嚼(そしゃく)しながら口や舌を動かす訓練をし、しゃべるための準備をしていきます。微妙な舌の動きが必要な子音などはこの訓練により発達していくと言われています。言葉が発達しないと、脳への刺激も少なくなります。
それから噛むという動作も、脳を刺激してくれます。
離乳したら、液体ではなく固形物を中心に食事を取る(栄養素をとる)ということは、栄養面だけの為ではないのです。液体からでなくても、固形物からでもしっかりと栄養がとれる適切な時期に、おっぱいを卒業した場合には、必ずしもミルクは必要とは言えませんね。
雑誌やパンフレットには、粉ミルクを理想化するような、過剰な宣伝が目立ちます。
子供は自分で栄養を考えて食するというこができません。ですから広告に惑わされることなく子供にとって本当に必要なものを選んで与えてくださいね!
それではまた、お会いしましょう!
2005年7月19日掲載
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