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教えて!おざわ先生

 
育児中のママがぶつかりやすい問題や、注意したいことについて、つくば市で唯一の桶谷式である「おざわ母乳育児相談室」の小澤尚美先生がお届けする、子育てに役立つ母乳育児コラムです。〜月1回更新〜
Vol.5 母乳分泌をアップ!

皆さんこんにちは。桜が満開となりました!
家族やママ友達を誘って、もうお花見しましたか?
春といえば、どこからともなく漂ってくる春の香りに気持ちが和らいできます。
「えっ、春に匂いなんてあるんですか?」な〜んて質問されそうですね。
柔らかな日差しに照らされた土の香りなのか、新しく芽を出した草花の香りなのか、私はいつもこの時期の心地よい香りで春を感じています。

先日愛犬と一緒に畦道を散歩していたら、たんぽぽを見つけました。これも、春の訪れを告げる誰でも知っている花ですね。
今回はこのたんぽぽから話を進めてみたいと思います。

たんぽぽの根を折ってみると白い汁が出るのは知っていますか?こういう植物は母乳分泌促進に有効なのです。たんぽぽの根っこに含まれる、苦味成分であるタラキサステロールやタラキサンチンと酵素様作用で、細胞の代謝を高めるのだそうです。
他にも利尿効果や胆汁分泌増加などがあるようです。たんぽぽには隠された力があったのですねぇ!

母乳の出が悪い方に、たんぽぽのお茶はお勧めですよ。
麦茶に近い味で苦味もなく飲みやすいです。ノンカフェインですから、小さいお子さんでも飲めるし、妊婦にもいいですね。もちろんパパもOKですよ。

さて、「おっぱいの出が最近悪くなってきたなぁ〜」、「もっと母乳をだすにはどうしたらいいのかなぁ〜」と悩んでいるママは沢山いると思います。
母乳分泌をアップさせる為にはどうしたらいいのでしょうか?

まず、1番大切なことはママの食事です。
母乳を出す為に水分をたっぷりと取ること。1.5リットル以上飲めるといいですね。
それからご飯(白米)をしっかりと食べることです。1杯は自分の体の分、もう1杯はおっぱいの分というように2膳くらいしっかりと食べてみてください。
母乳を出す為に、牛乳を沢山飲んだりする必要はないのです。たとえば、牛は草食ですから、草を食べて乳を出します。牛は牛乳を出す為に誰かの乳を飲んだりはしませんね。人間は穀物を取ることで母乳が出てきます。
もちろん、バランスの良い食事は大切ですから、野菜、くだもの、魚、肉など旬の食材を美味しく調理して食してくださいね。

次に大切なことは、授乳回数です。
おっぱいは吸わせれば吸わせるほど出てきます。これには科学的な裏づけがあるのですよ。お産の後すぐから「なるべく沢山おっぱいを与えてくださいね」と病産院の助産師にいわれませんでしたか?母乳を勧めている病院なら、お産した当日から赤ちゃんと一緒の部屋にしてくれるはずです。産後は疲れているから別室ということでは、母乳分泌に遅れが出てしまうし、場合によっては分泌不足につながってしまいます。

どのくらい吸わせたら母乳は増えるのかというと、最低1日に8回の授乳は必要なんです。もちろん、8回以上なら何回吸わせてもかまいません。
乳汁産生を増やしたいならなるべく乳房の中を「空」にしておかなければなりません。乳房の中に乳汁が溜まっていると、乳汁産生量がアップしないしくみになっています。
ですから、夜はぐっすり寝ておっぱいをパンパンに張らせて授乳・・・な〜んてことを繰り返していると、次第に母乳の量が減ってきます。
夜、良く寝ると母乳が増えるというのは全くの嘘です。ミルク会社の調乳指導で、おっぱいをよく出す為に夜はぐっすり眠りましょう。と言われたママはいませんか?夜こそが母乳を出すホルモンがよく出る時間帯なのでグーグー寝ていては、あっという間に乳汁産生量は落ちてしまいます(分泌過多の方などはあてはまらない場合もあります)。

1年過ぎたら母乳は「水だ、栄養は全くなし」などと、言っている人もいますね。
そんなことはありません。ママの乳房から出てくる乳汁には、常に免疫物質は入っているし、赤ちゃんの成長に合わせて、成分も少しずつ変化しています。
我が子にとっての唯一の完全栄養食品なんですよ。自分のおっぱいからは自分の子専用の特別の乳汁がでてきます。ですから、出来るだけなが〜く母乳を与えてほしいですね!!

それでは、またお会いしましょう!

2005年4月11日掲載

 

 

   
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小澤先生
小澤 尚美

はじめまして。助産師の小澤です。母乳育児に関することを中心に楽しく展開していきたいと考えています。
掲載する内容は一助産師の見解です。参考程度にお読みくだされば幸いです。

■略歴
看護師の免許取得後県内の大学病院にて勤務
助産師の免許取得後県内の総合病院(周産期センター)にて勤務
桶谷式乳房管理法研修センター東京校へ入学
卒業後都内の総合病院(産婦人科・乳腺外科)にて勤務
山口助産院(母乳育児相談室)にて研修
おざわ育児母乳相談室開業

おざわ母乳育児相談室
住所:つくば市の宮2-13-3フレンズ洞峰101
電話:029-853-0036

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