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病院便り

 

 
子育てを頑張るママとパパのために、こどもの病気や身体のことなどの情報を分かりやすく皆様にお届けします。担当は、つくば市・さとうクリニックの佐藤先生と、阿見町・秋吉歯科医院の秋吉先生です。
Vo.8 子どもの虫歯予防について
食事、遊び、睡眠、環境・・・。子育ては毎日考えることがいっぱいです。月齢・体調・季節・気候によって日々変化しますし、親もついていくのに一生懸命です。そして歯が生えてきたら、さらに虫歯予防のことも考えていかなければいけません。

虫歯は
[1] 歯の質が弱くて、
[2] 虫歯の原因菌がいて、
[3] 糖分がある
ときにできてしまいます。
極端な例を挙げると、歯が弱くてお菓子ばかり食べていても、菌が全くいなければ虫歯はできません。歯が弱くて菌だらけでも、糖分が全くなければ虫歯はできません。この3つの条件が揃ったときに虫歯ができる!ということです。

それでは、3つの条件をひとつずつ考えていきますね。
まず、[1]の「歯の質」です。
歯は、妊娠して7週目頃から、つくられ始めます。もしかしたら、お母さんも、まだ妊娠に気づいていないかもしれませんね。もちろん歯だけではなくて、元気な赤ちゃんの体を作っていくために、お母さんの栄養や休息が大事です。
生まれたあとも、顎の骨の中で、どんどん歯はつくられています。はえてきたあとは、フッ素をぬるという方法もあります。乳歯や、はえたての永久歯は質が弱いため、フッ素で歯の結晶構造を変えて歯を強くする、というわけです。

次に、[2]の「菌」についてです。
生まれたての赤ちゃんの口の中には、菌がいません。そして3歳頃までに、口の中の最近の構成が決まるといわれています。そのあとにひょっこりと別の細菌が入ってきても、仲間はずれにされるというか、定着できないのです。
ですので、小さいうちには、口移しはもちろん、食器の共用もやめたほうが良いですね。お口にチューもやめたほうが良いですし、赤ちゃんが大人の口に手を入れてこようとするのも、うまくかわしたほうが良いと思います(その手を今度は自分の口にいれますので!)。

最後に、[3]の「糖分」についてですが、これは生きていく上でも大事なものなので、できるだけ摂取量を控えるということになるかと思います。結構、何にでも含まれているものなので、せめて自分で調理するときに使う分は控えめにしたり、他の甘味を代用したりするのは良い方法だと思います。
おやつが必要な年齢になってくれば、時間と量を決めて、あまりだらだらと食べ続けていないようにしたいですね。菌が糖分から作り出す酸によって、虫歯ができてしまいます。

あとは、いくら歯磨きが好きで毎日しっかり磨けていても、どうしても汚れの膜や着色がついてきてしまうものです。定期的に歯科医院でクリーニングをしてもらってくださいね。

2006年10月16日掲載

 

 

   

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秋吉美智子

はじめまして。このコラムを担当させていただきます秋吉です。子供さんと、育児中のお父さんお母さんに関係する内容で、出来るだけ分かりやすいお話にしていきたいと思います。

私自身も2児の母親です。歯科のQ&Aというと何だか堅苦しいコラムになりがちですので、ママ友達にお便りするつもりで書いていきたいと思います。

略歴: 京都府出身 長崎大学卒
矯正専門医院と一般歯科医院に勤務後、稲敷郡阿見町に秋吉歯科医院を夫婦で開院。
所属学会:矯正歯科学会、小児歯科学会、顎変形症学会、顎咬合学会、日本歯科医学会

 

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