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病院便り

 

 
子育てを頑張るママとパパのために、こどもの病気や身体のことなどの情報を分かりやすく皆様にお届けします。担当は、つくば市・さとうクリニックの佐藤先生と、阿見町・秋吉歯科医院の秋吉先生です。
Vo.6 子どもが歯磨きを嫌がります。うまく磨かせるコツは?
歯ぐきからちょこんと白い歯が顔を出すと、「歯を磨く」道具を探しにお店に行くかと思いますが、迷うほどたくさん売っていますね。普通の形の歯ブラシ以外にも、持たせても安全な柄のまるいものや、毛ではなくてスポンジ状のもの、大人の指につけるもの、ふき取りガーゼなど・・・。 もちろん全部必要なわけではありませんので、この中から選ばなくてはいけません。
コツと言えるかどうか分かりませんが、歯磨きを好きになってもらいたいと思って、私自身も気をつけてきたことを挙げてみます。

1. 家族が楽しそうにして見せる
何でもまねをしたがる『模倣』の時期、子どもは周りの人のすることをじっと見ています。「棒状のものを口に入れる」のは危険なことなのですが、食後の歯磨きは習慣にしてしまいたいですね。興味をもつようであれば、安全な形のものを短時間、手に持たせてあげてください。

2. 歯肉にさわらない!
「歯ブラシをすると痛がるので虫歯かも?」と思うかもしれませんが、歯肉に傷がついているだけのことも結構あります。歯肉をこすらないように、そのギリギリまで磨く・・・となると、毛の開いた歯ブラシでは難しいです。曲がった毛の部分が歯肉に触って痛いので、歯頚部(歯の付け根、一番歯肉に近いところ)を磨くことができません。
新しい歯ブラシを子どもが咬んでしまって、がっかりすることもありますが、そんなときは・・・曲がってしまった毛だけをハサミで切ってしまうという方法もあります!

3. 好きな体勢で
「寝かせないといけないのですか?」とよく聞かれますが、子どもが嫌がらない体勢でいいと思います。寝るのが好きならそれでOKですし、大人の腕で首を支えるとか、お腹にもたれてもらうとかでもかまいません。明るいほうを向いてもらって、よく見えて、ぐらぐら動かなければ大丈夫です。

4. 短い時間なら頑張れる!というときは
そうなってくると、もう少しですね。全体をすみずみまでしっかり磨くのは、結構時間がかかります。では、あまり時間をかけなくても済むように、食事の最後は歯に残らない食べ物で終わっておくのもいいと思います。(例えば、パンや卵、牛乳が最後だと残ってしまいますが、野菜とお茶ならあまり残っていません。)うがいが上手な年齢になれば、しっかりうがいをしてもらってから歯磨きを始めるのもいいですね。
あと、「最近、奥歯は触ってないかも・・・」ということがないように毎回違うところからスタートしたり、ちゃんと時間がかけられるようになったら、歯を磨く順番を決めてやるといいです。

5. 磨きにくいところ、虫歯になりやすいところ
下の奥歯の内側は、舌があるので、子どもが自分で磨くのは難しいです。上の奥歯の表側も、大きく口を開けてもらうと歯ブラシが入りにくくなりますので注意です。
歯と歯の間に隙間が空いていないところは、子どもでもフロス(糸)が必要ですね。溝も要注意ですが、特に6歳臼歯が生えてきたら、頬側にも溝があるので注意してくださいね。

歯ブラシは、できるだけ毛の部分が小さく、あまりやわらかすぎないものを選びましょう。どうしても歯ブラシが使えないようなときに、代わりのものを考えてください。
『歯の表面から、食べ物の残り・歯垢・汚れの膜が取れれば良い』ということと、『歯肉を傷つけない』ことと、『子どもが受け入れてくれる』ことが大事です。子どもは快と不快がはっきりしていて、不快なことは嫌がりますので、できるだけそう感じないように様子を見ながらやってみてください。

2006年9月15日掲載

 

 

   

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秋吉美智子

はじめまして。このコラムを担当させていただきます秋吉です。子供さんと、育児中のお父さんお母さんに関係する内容で、出来るだけ分かりやすいお話にしていきたいと思います。

私自身も2児の母親です。歯科のQ&Aというと何だか堅苦しいコラムになりがちですので、ママ友達にお便りするつもりで書いていきたいと思います。

略歴: 京都府出身 長崎大学卒
矯正専門医院と一般歯科医院に勤務後、稲敷郡阿見町に秋吉歯科医院を夫婦で開院。
所属学会:矯正歯科学会、小児歯科学会、顎変形症学会、顎咬合学会、日本歯科医学会

 

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